Mac Pro(Early 2008)のグラフィックカードが遂に逝く

2010年3月8日


先月末頃から調子の悪かったメインパソコン
Mac Pro(Early 2008)のグラフィックカード。

パソコンを起動する度に、
ディスプレイが点くか点かないか不安な毎日を送っていましたが、
とうとうグラフィックカードが逝ってしまいました。
思えば、20ヶ月ちょっとの付き合いでした。

ある時は点き、ある時は点かない。
精密機械にはあるまじき行動です。

幸い2枚差しで利用(1枚のグラフィックカードで2面のディスプレイを表示できるので、最大4画面表示が可能)しているため、
普段使う3面のディスプレイ中、2面は使えるのですが、
やはり3面に慣れているため、2面では仕事(=ホームページ制作)の
効率が落ちます。

故障した ATI Radeon HD 2600 XT(256MB GDDR3)

インターネットで調べてみると、
このATI Radeon HD 2600 XT、すこぶる評判が悪く、
いたるところで故障が報告されていました。

まったく同じ現象で故障したので、
やっぱりかと言った感じです。

同じ ATI Radeon HD 2600 XT をまた注文すべきか迷いましたが、
今回は壊れていないもう一方の Radeon HD 2600 XT も取り替え、
NVIDIA GeForce GT 120(512MB GDDR3)の二枚差しに変更することに決め、今日手配することに。

基本、パソコンのグラフィックをつかさどるドライバーが違うメーカーだと上手く動作しないためです。

念のため、天下のアップルストアに尋ねましたが、
違うメーカーのグラフィックカードの複数差しは
アップルストアのエンジニアも試したことがないということで、
上手く表示できるかは保証できないとのことでした。

手に入ったら試しにやってみようかと思います。

今度やって来る NVIDIA GeForce GT 120(512MB GDDR3)

普段からパソコン機器は大事に扱っていますが、
不良や突然の物理的な故障だけは避けようがありません。
ただ交換にも時間をとられるので、勘弁願いたい作業です。
せわしない時に限って壊れるんですよね、パソコンって。

しかも冒頭の写真を見ていただければ分かるように、
パソコン周りは結構な配線の数です。
これをまた整理するのに時間がかかるんですよね、ふ〜。


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2日後(3月10日)、アップルストアから
NVIDIA GeForce GT 120(512MB GDDR3)が届きました。
早速第1スロットにある故障した Radeon HD 2600 XT と入れ替えてみました。

全く問題なかったです。ただ差しただけ。
なんらこれまでと変わることなく表示できています。
進歩していたんですね、技術は。。。


さて、使用感はと言いますと。

普段の作業では、体感速度は変わりありません。
もう普通に早くなっていますから。

早いと感じるのは3面で動画を同時再生した時でしょうか。
真ん中にある30インチのシネマディスプレイで、
1920×1080px(ブルーレイクオリティ)の動画が
まったくコマ落ちしません。
もっさり感がなくなりました。

それと、めちゃめちゃ静かです!
Power Mac G5 の Radeon 9800 Pro から
Radeon HD 2600 XT に変わった時も
随分静かになったと思いましたが、
NVIDIA GeForce GT 120 はもはや
あり得ないくらい静かです。
静か過ぎてちょっと気味がわるいほどです。

今回これが一番うれしい誤算でした。


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