インターネットの世界には独自の需要があり、検索キーワードアドバイスツールなどを使うことでそれを確認することが可能です。そうしたネットマーケティングのノウハウを活かした言葉や文章選びを行うことで、より多くのホームページへの集客を実現します。
検索キーワードアドバイスツールを使った検索エンジン対策の極意
検索キーワードアドバイスツールを使った検索エンジン対策は、間違いなく最も大切な検索エンジン対策と言えます。
同時に日本中のほとんどのホームページ制作会社が行っていない検索エンジン対策でもあります。行っていないどころか、検索キーワードアドバイスツールに関する知識が皆無というホームページ制作会社が少なくありません。
その点では、個人(の素人)で成果を上げているアフィリエーター達のほうがよっぽど勉強熱心で、検索キーワードアドバイスツールに対する知識をもっていると言えるかもしれません。
検索キーワードアドバイスツール
【検索キーワードアドバイスツールの例(Googe Adwords: キーワード ツール)】
検索キーワードアドバイスツールを使うと、インターネット世界での需要予測とホームページ内でどんな検索キーワードを使用すべきかが判ります。
検索キーワードアドバイスツールの使い道
検索キーワードアドバイスツールの主な使い道は次の2つです。
- ある検索キーワードが(月間で)どれくらい検索されているかを調べる
- ある検索キーワードが他のどんな検索キーワードと一緒に検索されているかを調べる(複合語検索・関連検索の傾向)
ある検索キーワードが月平均でどれくらい検索されているかを調べることで、どれぐらいの需要がインターネットの世界で見込まるかがが判ります。
また、ある検索キーワードがどんな他の検索キーワードと一緒に検索されているかを調べることによって、ホームページ内にどんな言葉を使うことでより多くの検索エンジンからの集客を図るか、あるいは上級者的にはどんな言葉(=検索キーワード)を使うことで訪問するお客様をターゲットにする(=お客様を狙う)かの判断ができます。
よく検索エンジン対策やインターネット・マーケティングに詳しくない方が、検索エンジンを使ってある言葉(=検索キーワード)で実際に検索を行い、検索結果画面に表示される「約 ◯,◯◯◯,◯◯◯ 件」(下図)を調べたりしていますが、「検索キーワードアドバイスツール」は、それとは全くの別物です。
「約 ◯,◯◯◯,◯◯◯ 件」から判るのは、検索キーワードと関わりのあるホームページの総数です。
自分のネットショップが売れない、売れないとお嘆きのアナタ!
ホームページの制作に関わる立場にいると、よく自分のネットショップが売れない、売れないと店主が嘆いている記事を目にします。
本当にそうなのでしょうか?
もちろんホームページ自体の出来が悪く、売れないケースはごまんとあります。でもそれだけはありません。実は、そもそも売れない商品を扱っているだけにすぎないというケースが少なくありません!
ネットショップオーナーが売れないと言っている商品(月に5つぐらいしか売れない商品)のインターネット世界における需要を、検索キーワードアドバイスツールを使って実際に調べてみると、需要予測推定値が月1個売れるか売れないかの商品と判明することもあります。つまり売れないどころか、その商品をネットにおける一般の平均の売上予測の5倍も売っていることになります!
(実際の売上結果の良し悪しは、検索キーワードアドバイスツールに加えて、アクセス解析の結果の数値も加味して判断します。)
逆のケースも多々あります。売れている、売れていると喜んでいるのに、本来はその10倍売れていても良いような場合です。
まあ、この場合の原因は比較的はっきりしています。検索エンジン対策を含めホームページの出来が悪いか、他のネットショップと比べて極端に高い商品価格設定となっていることが原因として挙げられます。
通販サイトにおける売上結果の良し悪しの判断は、検索キーワードアドバイスツール(とアクセス解析ツール)を使った上で判断すべきなんですね。
※今回のケースは、商品がいわゆる「検索商材(=主に検索経由で売れる商材)」に当てはまる場合の内容です。
検索キーワードアドバイスツールを使った
デザインクロスのこだわりの検索エンジン最適化の具体例
実際にデザインクロスが行った検索キーワードアドバイスツールを使っての検索エンジン最適化の簡単な例をご紹介します。
この弊社ホームページでも何度かご紹介させていただいている建築会社のツジムラさんのホームページ制作での出来事です。
ホームページ制作の当初の目的は主に賃貸アパートの宣伝でした。トップページが完成して公開の段になった頃、ツジムラ専務に「いずれホームページで大きくコーナーとして扱いたいと思っているが、リフォームをおこなっている旨も一行、トップページのどこかに加えておいてください」との依頼を受けました。
その依頼を受けて、作成したのが次の画像の赤枠内の文章となります。
(もちろんその一行はテキストで作られています。)
この部分のどこが「こだわりの検索エンジン最適化の具体例」なのか分かりますか? このツジムラさんのホームページに実際に訪問して閲覧した方でも、おそらく普通に読み流すようなごく自然な一行の文章です。
ところがこの一行には、検索エンジン対策としてのワザがいくつも詰まっています!
どうしてこの一行に対して検索エンジン対策を施すのか、その大前提となる理由が2つあります。
- 建築会社にとって「リフォーム」という言葉は、検索キーワードとしてとても重要である。
- 現時点では「リフォーム」する特定のジャンルを売りにしていないので、検索キーワードによるユーザーの絞り込みを行うというよりは、むしろ不特定多数の「リフォーム」ユーザーをより多くホームページへ集客すべきである。
上2つの大前提を受け、検索キーワードアドバイスツールを用いて、「リフォーム」に関連して検索されている検索キーワードを調べます。さらにその中で建築のリフォームに関係する言葉に絞って調べると、検索回数の多い順に次のような結果となりました。
1位 「リフォーム 外壁」
2位 「リフォーム キッチン」
3位 「リフォーム トイレ」
そこで、デザインクロスでは、「外壁」・「キッチン」・「トイレ」という検索キーワードを「リフォーム」という検索キーワードではさみ(自然な流れではさみこむことで「リフォーム」を2回出現させることもできています)、先頭に「住まい」、最後に社名「ツジムラ」を加えて検索エンジン最適化を図り、一行の文章を完成させました。
検索回数の多い言葉を入れれば、それだけ多くのホームページへの集客を果たせます。
(もちろん、上画像のように施工事例の直下にこの一文を入れているのにもちゃんと理由があるということは言うまでもありません。)
「住まいのリフォーム、外壁・キッチン・トイレのリフォームも(株)ツジムラにお任せください!」
もしこの一行を、単に「リフォームもお任せください!」としたとしたら、どうでしょう? そもそも検索エンジンは、この「リフォーム」という言葉が何のジャンルのリフォームかの判断がつきません。洋服のリフォームなのか、靴のリフォームなのか、あるいは看板のリフォームも考えられるからです。
関連する検索キーワードを本命の検索キーワードの近くに置くこと※で、検索エンジンにも伝わりやすくなり、集客力アップと合わせて良いことづくめとなります。
※検索エンジンの世界では、このことを「近接の法則」と呼びます。
ごく普通のホームページ制作会社とデザインクロスの違い
大多数のごく普通のホームページ制作会社のように、検索エンジン対策や販売促進のことを何も考えることなく、ただお客様が言われるままに「リフォームもお任せください!」という一行をホームページに載せるだけなら、1分も掛からずに作業は終了します。
デザインクロスでは、肝心要となる検索キーワードにあっては、たとえその何倍、何十倍の時間を掛けても、こだわりの検索エンジン最適化を行って、お客様のホームページの検索結果での上位表示と高い集客の実現を図っています。
真の検索エンジン最適化とは
上述の検索キーワードアドバイスツールの話ですが、自分が調べた時点での「リフォーム」に関連する検索キーワードの検索回数の多さは、多い順に「外壁」、「キッチン」、「トイレ」でしたが、検索キーワードの検索回数は、時間の経過とともに変化します。あるいは別の関連キーサードが登場してくることもあるでしょう。
そのため重要な検索キーワードについては、定期的に確認することが大切となります。そしてその定期的な確認に合わせて、ホームページ内での検索キーワードを変更・修正することが、真の検索エンジン最適化と言えます。
デザインクロスの検索エンジン対策(検索エンジン最適化・SEO・SEM)
- 最適なウェブサイト名とドメイン戦略
- 検索エンジンが好むホームページ構成でのサイト設計
- 検索エンジンが推奨する理想的なページ構成
- 検索エンジンにとって分かりやすく、高評価につながる的確なリンク設定
- インターネット世界での需要を割り出した上での検索キーワードの本文中への使用
- 検索エンジン対策と販売促進を両立させる言葉使用のテクニック
- ウェブ標準(W3C準拠)でのホームページ制作は当然として、さらに上を行く表示速度高速化コーディングとセマンティック・ウェブに基づくサイト制作
- プログラムやスクリプトは検索エンジン対策的にマイナスになるものを避け、むしろプラスになるものを積極使用
- ホームページの細部にまでいたるデザインクロスならではのこだわり制作のノウハウ